2018年09月19日
真剣勝負
ディレクターさんと、ふと作詞の話になった時、
「ペン一本の真剣勝負ですよね」と言われ。
こんな表現にビビっとくるものがあった。
どうしても、目立たれたら困るみたいなスタンス、
ほんとにペン一本だけで軽くシャシャーッと出来る仕事、
その程度の物差しでしか見ない人もいるから、
少しウルっとくるものもあったなぁ。
制作には様々な職種のプロが集まってくる。
一手にオファー、引き受けては仕切る中、
それぞれの苦労もまとめる繰り返し、
そんな仕事をしている人から生まれる言葉かと。
再認識するのも不毛かも知れないが、
時には包み込むように、時には突き刺すように、
100曲余り全ての詞を、いちいち本気で取り組んできてよかった。
報われた感じがした。
メリケンの濡れつばさ 肩にかすませて
夕凪に矢を射れば 星のひとつも堕ちてゆく
猫をかぶった狸の腹が 黒く見えては心が疼く
泣いてもいいさ 唄が友なら
愚かでいいさ 酒が呑めるなら
背中向けちゃいないよ
この手で振りほどいた人に
愛をなくさぬように
この手で灯す 街あかり
「 この手で灯す街あかり」より byリーシャウロン
music by 増田空人
leefree at 11:00|Permalink│Comments(0)